映画『VENOM(ヴェノム)』レビュー‼ ぶっちゃけ初マーベル作品としてアリ
※ネタバレ注意
おはようございます たけるです。
最近マーベル作品の『VENOM(ヴェノム)』を観たのでレビューしていきます。
VENOM(ヴェノム)とは
『VENOM(ヴェノム)』(以下ヴェノム)は1994年に「スパイダーマン」のコミックスで悪役として描かれています。
あらすじ
公になっていない数々の不正や真実を暴き弱者の味方である記者「テディ」は恋人「アニー」のPCから得たライフ財団がホームレスで人体実験を行っているという隠された真実を知ってしまう。ライフ財団の長「ドレイク」へテレビ取材時にそのことを問い詰めるが、ライフ財団の権力により会社はリストラ、恋人の「アニー」と破局してしまう。
そんな状況で半年間途方に暮れていた
燻っていた「テディ」にライフ財団の真実を伝えてほしいとライフ財団の研究者「ドーラ」が接触する。研究所へ向かった。研究所では未確認生物「シンビオート」と人間との融合実験が行われていた。そこには知り合いの「マリア」も捕まっており、助けようとするもシンビオートと融合してしまう。
それからは幻聴や急に食欲がわくようになってしまう症状に悩まされていたがじきに融合したシンビオート「ヴェノム」だと判明する。
結論から言うと家族でも楽しめるエイリアンアクション
アメコミらしいド派手なアクションやコミカルな場面も数多くあります。
後半にはシンビオート同士のタイマンもあります。ド迫力なシーンであなたもくぎ付けになること間違いなしです。
コミカルな描写も多く家族でも楽しめる。
この映画のポスターを見てみましょう。
初めてこのポスターを見たときとてもグロテスクな絵なので内容もエグいのでは?と思っていましたがそんなことはありませんでした。
ドンパチ好きには少し物足りないかも
このヴェノム前置きが長いです。テディとシンビオート(ヴェノム)が融合するまでに一時間ほどかかるので「アクションだけ見せろ」というドンパチだけを求める人は物足りなく感じるかもしれません。
お気に入りシーン
ここで私の好きなシーンをご紹介します。
ドレイクの説得
若くしてライフ財団の長でありこの映画のボスである「ドレイク」はなぜここまで支持を集めるのか?それはすばらしい技術力だけではなく類まれな話術によりさまざまな人物を説得させるシーンからも伺えます。ホームレスの人体実験のシーンではシンビオートとの融合を神からの使命だと説得したりドーラを尋問するシーンでは吐いてくれたら何も危害は与えないと諭すように説得し共犯者の名前を言わせます。(そのあと無理やりシンビオートと融合させました。)
や
コンビニ強盗
職も恋人も失ったテディはコンビニで買い物している途中でコンビニのレジで強盗が金を要求している場面に出会います。普通のヒーロー作品ならここで強盗を退治して感謝されるところですが、敏腕記者テディは今では無職のおっさんです。レジのお金をバッグに詰めている瞬間を見守ることしか出来ませんでした。強盗が逃げた後にテディもお会計を済ませようとすると、被害にあったレジの店員さんが一言「残念だけどこれが人生よ」とテディに言います。
テディの今の状況を良く表した良いシーンだと思います。
最後に
世間でも賛否両論の評価ですが私はかなり楽しめました。皆さんも興味があれば是非観てみてくださいね。